しりたがりやのこいぬとたまご

しりたがりやのこいぬとたまご 作:イバ・ヘルツィーコバー
絵:ズデネック・ミレル
訳:ちのえいいち
出版:偕成社

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細い月が出ている晩に、知りたがりやのこいぬは不思議な音楽を耳にしました。次の日、池のほうへ行ってみると、そこには卵が5つ。友だちのめんどりのまねをして自分が卵を暖めれば、「かわいい犬が生まれるにちがいない。」と考えるこいぬでしたが・・・。

もぐらシリーズ」のミレルが絵を描いています。
紙芝居風に、見開き4枚ずつの絵が並ぶ構図はかなり斬新なのではないでしょうか。
この卵からは一体何が生まれてくるのでしょう・・?
と、書いていて気づいたのですが、表紙を見るともう答えがでていますね・・!
お話の中で、めんどりに「卵から犬が生まれるわけない!」と言われたこいぬはしょんぼりしていました。絵本にはいろいろな動物が出てきますが、卵から生まれる動物とそうでない動物の区別について、子どもさんと話し合ってみるのも楽しいと思います。