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ふうせんねこ

作:せなけいこ
出版:福音館書店

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身の回りのことに怒ってばかりのおねこさん。
怒るたびにお顔が風船のように膨らんでいき、とうとうとんでもないことになってしまいます。
最後の夕焼けの場面には何とも言えない哀愁が漂います。
おかあさんの言う事を聞かないと、こうなっちゃうよ!と躾にも使えるのではないでしょうか。

あたたかい雰囲気の切り絵が楽しい、せなけいこさんの絵本。
あーんあんの絵本セットのなかの一冊です。

のらねこのまち

作・絵:井口文秀
出版:フレーベル館

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ある所に、のら猫がたくさん住み着いている町がありました・・・。

まだ目も開かないようなちいさな仔猫が捨てられているところから物語は始まります。
のら猫たちはいつもお腹をすかせているのですが、近所には猫たちにエサをあげたり、自分の庭にのら猫たちのための小屋まで建ててくれるおばあさんも住んでいます。おばあさんにいろいろの世話してもらって猫たちは感謝して喜んでいますが、物語全体に流れる寂しい雰囲気は消え去らないのはなぜでしょう..?

こどものとも11月号 きんのねこ

こどものとも11がつごう きんのねこ 再話:八百板洋子
絵:平子真理
出版:福音館書店

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貧しいおばあさんとおじいさん。 パンが無いので白樺の木を切って売る事を考えます。 白樺を切ろうとおじいさんが斧を振り上げると、金色の猫が現れます。 金の猫が言うには、木を切らないでくれれば何でも願いを叶えてくれるとのこと。 おじいさんが木を切らずに家に帰ると家に小麦粉のいっぱい入った袋が現れます。

貧しいおじいさんですが、ねこの言う事を聞く優しさと欲深い事を言わない慎ましさがいいですね。 猫はもしかしたら白樺の木の精なのかもしれません。

実は似たような話を新潮文庫の『ヘンゼルとグレーテル―グリム童話集 2』に入っている『漁師とその妻の話』というので読んだことがあります。 舞台は海、現れるのはひらめと違うのですが、相手の言う事を聞いて家に帰ると願いが叶っているのは似ています。 しかし、『漁師〜』の方は漁師の奥さんが強欲でどんどん大きなものを願う様になっていき、最終的には結局貧乏なままに戻されるという話ですが『きんのねこ』の方は違います。

雑誌ですから、早めにお求めになるのをお勧めします。

11ぴきのねこ どろんこ

11ぴきのねこ どろんこ 作:馬場のぼる
出版:こぐま社

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山小屋に住む11ぴきのねこ。 ある日出かけるとどろんこの中で遊ぶ恐竜のジャブを見つけます。 がけからジャブを助けてあげたのをきっかけに仲良くなるジャブとねこ達ですが、りんごと引き換えにねこ達が一生懸命作ったひものを持って行ってしまったのに仕返しをしてからぱったりとジャブは姿を見せなくなります。

「そりゃねこ達やりすぎだろー!」「ジャブどうしたんだろう...。」読んでいてついついツッコミを入れてしまいます。 いつもは最後にちょっとひどい目に会うねこたちですが今回はちょっと元気がありません。

「ウヒアハ」につぐ「ウホホーン」というセリフの響きもお子さんのお気に入りになること間違い無しです!

ちいさなねこ

ちいさなねこ 作:石井桃子
絵:横内襄
出版:福音館書店

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お母さん猫が見ていない間に外に出て行ってしまった仔猫。 外には沢山の危険が待ち受けています。 仔猫は無事戻って来れるんでしょうか?

仔猫に限らずどの動物、そして人間でも共通の母と子の関係を感じます。 外に買い物に出かけた時など勝手に歩き回っていて迷子になった記憶、ありませんか? きっとこの仔猫ちゃんも同じ気持ちだったことでしょう。 1963年初版の古い本ですから絵は懐かしい感じがします。 また仔猫の柔らかい毛がよく表されています。