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めうしのブーコトラ

絵:フリンゲル・ヨウハンネスソン
訳:菅原邦城
出版:ほるぷ出版

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アイスランドの民話です。
いなくなった雌牛を探しに行く怠け者で嫌われ者の息子。 無事雌牛を見つけますが、雌牛を盗んだトロルに追いかけられます。

物語のクライマックスというか一番大切なところはトロルに追いかけられる息子が、いかに雌牛の持つ力によって助けられるのかだと思うのですが、いかんせん絵が平和的すぎです。
とっても優しい色合いの色鉛筆画で、怖い筈のトロルでさえなんかのんびりとして見えます。 この本は絵を読んで楽しむというより、読み聞かせするというのがぴったりの作品だと思います。 もともとの民話も暖炉の前でお婆さんやお爺さんが子供たちに聞かせたりしていたのでしょう。

うらしまたろう

うらしまたろう 作:松谷みよ子
絵:いわさきちひろ
出版:偕成社

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子ども達にいじめられている亀を助けた浦島太朗は竜宮城に招待され、そこで楽しい日々を送りますが、ふと故郷がなつかしくなり帰ることに決めます。ところが・・・。

有名な浦島太朗の話を初めてお子さんに読んであげる場合にはこの、いわさきちひろさんの挿絵のものがおすすめです。
「むかし、むかし、うらしまは・・・」の唱歌も一緒に教えてあげたいですね。

つるにょうぼう

つるにょうぼう 作:矢川澄子
絵:赤羽末吉
出版:福音館書店

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ケガをした鶴を救った男のもとに、美しい娘が現れます。二人は夫婦になりますが、家にはお金がありません。そこでむすめが機を織り上等の反物をつくります。機を織る部屋は決して覗かないよう娘は言うのですが・・・。

有名な「つるの恩返し」のお話です。
鶴は約束をやぶられたことも残念だったと思いますがそれよりも、最初の反物が高く売れたためにとたんにお金に汚くなった、よ平の心の変化が一番悲しかったのではないかと思います。

3びきのくま

3びきのくま―ロシア民話より 作:古藤ゆず
絵:スドウピウ
出版:学研

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森に住む3びきの熊の親子。 お母さんが作ってくれたパンプキンスープを頂く前に散歩にでかけます。 そこにキノコを探しに森に来た女の子がやってきます。 家の中にはおいしそうなスープがあり、揺り椅子があり、ベッドがあります…。

イラストレーターのスドウピウさんによる絵は置いているだけでもさまになるお洒落なタッチです。 スープの熱さや揺り椅子・ベッドの大きさなどの子グマのサイズが女の子にぴったりなのは分かりますが、子グマちょっと踏んだり蹴ったりです。

小さい頃に聞いたきりですっかり忘れていたこの話。 久しぶりに手に入れ読んでみましたがラストはこうなっていたのですね(覚えています?忘れていたら読んでみて下さい)。 それにロシア民話だというのも知りませんでした。 次に女の子と熊達が出会った時はどうなるのか、想像してしまいます。

金の瓜と銀の豆

作:チャオ・エンイ
絵:ホー・ミン
訳:君島久子
出版:ほるぷ出版

中国、金庫山のふもとに住む老いた夫婦。 ある年日照りが続き作物が全く育ちません。 そんなある日荒れ地の中に2つの目が出ているのを見つけました。 大切に育てているとできた金の瓜と銀の豆から男の子と女の子が生まれてきました。

金瓜児(チン・クワル)、銀豆児(イン・トオル)と名付けられた二人の子どもはとても働き者で老夫婦の畑は立派になりました。 そこに欲深い地主が目をつけて...。

中国の民話を元にした物語で絵は切り絵に似たとても中国らしい絵です。 文章は少し長く、振り仮名は振ってあるものの漢字は多いので一人で読むには小学1-2年生以上の方がいいと思います。 勿論よんであげるなら幼稚園くらいでもいいと思いますよ!

こちらでどうぞ。

まめだぬき

作:佐藤さとる
絵:村上勉
出版:フレーベル館

山奥にすむ炭焼きは、ある日小さなたぬきをつかまえました。
炭焼きは、たけづつをこしらえて
その中にたぬきを入れて、どこへでも連れていきます。
実はこの小さなまめだぬきには、ふしぎな力があったのです・・・。

日本各地に残る「豆狸」の伝承をもとにした民話風のおはなし。
おやゆびの上にのるほど小さなたぬき。
とぼけた顔がかわいいですね。
今もお山のどこかにいるのでしょうか・・・?