チョコレートを食べたさかな

作:宮崎博和
出版:BL出版

自分がさかなである事に何も不満を覚えず暮らしていたさかな。 ある日、少年が落としたチョコレートのかけらを食べて以来チョコレートの事が頭から離れなくなります。

子ども向けの本とは言いづらいですが、そこはかとない悲しさと不思議な感覚に襲われるラストです。 セピア色一色の水彩の絵はとても綺麗です。

この本は1989年初版で、管理人所蔵のものは2003年の12版のものです。 アマゾンなどでは売ってないようです。