グロースターの仕たて屋

グロースターのしたてや 作:ベアトリクス・ポター
訳:いしいももこ
出版:福音館書店

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貧しい仕立て屋は一日中店に座り背を丸め、仕事を続けます。 でも暮らしは楽になりません。 クリスマスに間に合う様に市長の婚礼に合わせて作らなくてはいけない上着のボタン穴をかがるために穴糸を猫のシンプキンに買いに行かせますが...。

表紙にねずみの絵が書いてあるので仕立て屋というのは子のねずみの事だとばかり思い込みつつ本を開くとそこには人間の仕立て屋が。 じゃああのねずみはどういう登場をするのだろう?とちょっと意表をつかれます。 似たような話を読んだ事があります(どこだったか失念しました)。 仕立て屋は幸せなクリスマスをおくれたのでしょうか。