はのいたいくま
作・絵:デイビッド・マクフェイル 訳:清水真砂子 出版:アリス館 |
ある晩男の子が寝ていると、窓の外から熊の泣き声が聞こえてきました。どうやら歯が痛いらしいのです。
男の子は熊を部屋の中に入れて、歯を調べてやりました。悪そうな歯がみつかりますが、触ってみてもびくとも動きません。
どうやったらこの歯を抜くことができるのでしょうか・・・。
歯をぐらつかせるために、熊に家中の食べ物を食べさせたり、枕で叩こうとして手元がずれて枕もとの電気スタンドを壊してしまったりと、夜中に大騒動です。物音に気づいた家族が置きてきますが、熊はとっさにベッドの下に隠れてやりすごしたりもしています。
結局、とある方法で歯は抜けるのですが、抜けた熊の歯はとても大きくて、男の子の顔くらいの大きさでした。
この絵本は1972年に出版されたものですが、残念ながら現在は絶版で、手に入れることができないようです。
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