のらねこのまち

作・絵:井口文秀
出版:フレーベル館

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ある所に、のら猫がたくさん住み着いている町がありました・・・。

まだ目も開かないようなちいさな仔猫が捨てられているところから物語は始まります。
のら猫たちはいつもお腹をすかせているのですが、近所には猫たちにエサをあげたり、自分の庭にのら猫たちのための小屋まで建ててくれるおばあさんも住んでいます。おばあさんにいろいろの世話してもらって猫たちは感謝して喜んでいますが、物語全体に流れる寂しい雰囲気は消え去らないのはなぜでしょう..?