バーバパパのいえさがし

バーバパパのいえさがし 作:アネット・チゾン
絵:タラス・テイラー
訳:やましたはるお
出版:講談社

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「バーバパパたびにでる」でいきなりの大家族になったバーバパパの心配事は今すんでる家が狭いこと。フランソワがおしゃれな空き家を教えてくれますが、その家は大きな機械に壊されてしまいます。跡地には10階建ての団地ができ、そこに引っ越すバーバファミリー。けれど、どうも好きになれず、とうとう出て行く事に決めました。バーバパパファミリーにぴったりのおうちは見つかるのでしょうか・・・?

今回のお話で、バーバパパのおうちが、なぜああいう丸をたくさん組み合わせた形をしているのかが判明します。こどもたちそれぞれの個性も、市場での買い物やお部屋の中の様子に非常に良く表れているのが興味深いですね。
初期のバーバパパを知るためには逃せない一冊のうちのひとつと言えます。