おばけのバーバパパ

おばけのバーバパパ 作:アネット・チゾン
絵:タラス・テイラー
訳:やましたはるお
出版:偕成社

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バーバパパはフランソワと仲良しになりますが、体が大きいためにお母さんに追い出され、動物園のオリに入れられてしまいました。けれどそこも追い出され、あてもなく街の中を歩くことに。お金もなく、ともだちもいないバーバパパはひとりぼっち。寂しくて泣き出してしまいました。そこへ「火事だー!」との声が聞こえ、バーバパパは駆けつけるのですが・・・。

バーバパパ初登場の物語です。バーバパパがフランソワの庭の土から生まれたことを知っている人は、意外と少ないのではないでしょうか。この頃はまだ変身があまり上手でなく、動物たちにもそっぽ向かれてしまっているバーバパパは必見です。 作者の出身地であるパリがモデルとおもわれる、町の中の建物の絵もお洒落です。