もぐらとじどうしゃ
作:エドアルド・ペチシカ 絵:ズデネック・ミレル 訳:うちだりさこ 出版:福音館書店 この本の詳細を見る。 |
車がたくさん走っている道路のすぐ近くに住むもぐらくん。ある日、一台の自動車の窓から犬が話しかけてきたことをきっかけに、車が欲しくてたまらなくなります。
「あーあ ぼくにも あんなじどうしゃが あったらな。
いぬが じどうしゃを もって いるんだったら
もぐらのぼくだって もてるはずた。」
自分の車を組み立てるために、あちこちから部品を集めてくるもぐらくん。そこへ、ちいさなタイヤが4つ転がってきました。一体どうして・・・?
ペチシカのもぐらシリーズ第二弾。
もぐらくんが、犬が自分で車を運転していると思い込むようすが面白いですね。
もぐらくんに助言をあたえてくれるねずみやアリ、カタツムリなど、個性豊かな友だちもたくさん登場します。絵本にしては文字数がかなり多めですが、いろいろなキャラクターを声色ゆたかに演じて読んであげれば、子どもさんが喜ぶと思います。