バーバズーのすてきなおんしつ

作:アネット・チゾン
絵:タラス・テイラー
訳:やましたはるお
出版:講談社

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バーバズーの育てているサボテンが、ちいさすぎると思ったバーバピカリ。一晩中実験室にこもってついに完成した謎の水薬を、バーバズーの植木たちにかけました。
朝になってみると植物たちは成長しすぎて、家からあふれんばかりの状態に!しかたなくみんなで植木を外に運び出すのですが、冬になって雪が降ったらどうなるの?と、涙を流すバーバズー。そこでバーバピカリは、ストーブで暖める大きな温室を作ることを計画します・・・。

動物だけでなく植物もたくさん育てているバーバズー。動物も植物も熱帯地方に多い種類のものばかりに思えます。完成した温室は、まるで夢の島熱帯植物館のようです。
このお話では、バーバピカリの危ない科学者のような一面が垣間見えますが、終わりよければ全て良し、ですね。